中川の棚田米アイス商品化 来月から予約販売

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中川村内の棚田米で作ったアイス菓子をPRする北山幸朋さん

中川村の棚田米を使ったアイス菓子「中川村アイス」が完成した。同村が加盟するNPO法人「『日本で最も美しい村』連合」のサポーター企業「美しい村づくりプロジェクト」(東京)が、村などと協力して商品化。既に商品化されている他の加盟4町村地域のアイス菓子と詰め合わせた”美しい村ギフト”として、6月からクラウドファンディング(CF)サイトで予約・販売を始める。

同社はサポーター企業として、連合に加盟する町村地域のPRを目的に活動する。代表社員の北山幸朋さん(51)が、棚田の米を使ったアイス菓子を製造・販売する「BEATICE(ビーティス)」(横浜市)に、中川村を紹介したのが商品化のきっかけになった。

BEATICEは棚田の保全を目的に、「棚田アイスシリーズ」として現在、地元の神奈川県葉山町をはじめ全国11カ所の棚田米を使って商品を開発している。中川村アイスも同社による製造。乳製品や卵は不使用で、棚田米で甘酒を造り、ココナツミルクと合わせて仕立てた。売り上げの一部は、棚田保全のために地元へ還元している。

10日には同村大草飯沼の棚田で田植えがあり、棚田の保存活動などに取り組む人たちを対象にアイス菓子の試食会を行った。参加者からは「甘酒の味とココナツの味が合うね」「さっぱりした甘さで食べやすい」と好評だった。

関係者によると、来年を目標に生産拠点を葉山町から同村へ移管し、村内の地域づくり団体と連携して、中川村アイスなどを製造したい考え。また、アイス以外の”美しい村ギフト”の商品開発も村内で実施していく予定という。

北山さんは「これを契機に村内の加工施設の有効活用を図りたい。連合に加盟する約60町村地域の特産品を村に集約し、新しい商品開発に取り組むことができれば」と話している。

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