高木東六さんしのぶ 没後10年コンサート

LINEで送る
Pocket

高木緑さんの指揮で歌声を響かせた「メモリアル交流コンサート」

高木緑さんの指揮で歌声を響かせた「メモリアル交流コンサート」

伊那市名誉市民で作曲家の故高木東六さん(1904―2006年)の没後10年に合わせて「メモリアル交流コンサート」が17日、同市荒井のいなっせで開かれた。高木さんのモットー「音楽とオシャレは文化」を大切に歌い続ける伊那市と横浜市の女声合唱団「ザ・シワクチャーズ」が出演。着飾った60~90代の女性が伊那へ疎開した作曲家をしのび、歌声を響かせた。

ザ・シワクチャーズ伊那は約60人、ザ・シワクチャーズ横浜は15人が出演した。4部構成で、高木さんが作曲した歌を中心に披露。「『はるかな山べに』は伊那市の景色を歌った歌」などと曲や合唱団に関するエピソードを交え、約20曲を繰り広げた。

最後の合同ステージでは、伊那市とゆかりのある「伊那市の歌」と「水色のワルツ」を披露。高木さんの長女、高木緑さんの指揮で情感たっぷりに歌った。満員の会場から大きな拍手が送られた。

「みんな気持ちよく歌い、最後に思わず涙が出るほど。同世代の観客は共感した人も多いと思う」と伊那の団員、唐澤博子さん(73)。緑さんは「東六作品は音楽の中にユーモア感やおしゃれ感があり、(観客に)それを楽しんでもらえた。伊那とも意義のある交流になった」と話した。

両合唱団は18日午前10時30分から、近くの伊那市創造館で交流ミニコンサートを開く。緑さんの講演会も併せて行う。入場無料。問い合わせは市生涯学習センター(電話0265・78・5801)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP