遠照寺開創1200年 稚児行列練り歩く

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きらびやかな装束に身を包み、参道を歩く稚児行列の子どもたち

伊那市高遠町の遠照寺は14日、開創1200年を記念する法要を境内で執り行った。新型コロナウイルスの影響で2年越しに実現。地域の寺としての新たな門出を住民たちと一緒に祝った。今年は同寺が日蓮宗に改宗して550年目でもある。同日には「ぼたん祭り」も始まった。

同寺は820年に、天台宗の開祖・最澄が建てた薬師堂が始まりとされる。1473年には日蓮宗に改宗した。当初は2020年に記念企画を予定していたが、コロナ禍により延期していた。

同寺には約2000株のボタンが植わり「ぼたん寺」としても知られる。祭りは地域活性化を目指し、30年ほど前から始まった。花の見頃は20日ごろになりそうだという。

松井教一住職が記念の法要を執り行い、ぼたん祭りの開始を告げる仏事も営んだ。さらに約40年ぶりとなる稚児行列があり、園児や小学1年生16人が赤や黄緑のきらびやかな装束をまとって本堂から境内の釈迦堂まで練り歩いた。

稚児行列に参加した児童(6)=高遠町山室=は「楽しかった。(装束が)格好良かった」と感想。30代の母親も「良い時期に地域のお寺の行事に触れる機会に恵まれた」と話していた。

松井住職は「過去の歴史を受け止め、それぞれが一歩一歩、新しい道を共に進んでほしい。今後もみんなで力を合わせ、(地域の)運命共同体として歩んでいきたい」と話していた。

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