2人で大御幣、万感の思い 増澤、駒場さん

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2人で大御幣を掲げる増澤亮平さん(右)と駒場豊さん

曳行ができて本当に良かった―。万感の思いでそう答えたのは、春宮一之御柱の大御幣奉持者、増澤亮平さん(50)=岡谷市東銀座=と駒場豊さん(50)=同市郷田=の2人。本来、山出しの大御幣奉持担当だった2人は里曳きでようやく御柱の上で大御幣を掲げることができた。

春宮一の大御幣奉持者は、同御柱の曳行を主に担当する旧岡谷市7区のうちの3区から2人ずつ選出。山出し、里曳き曳き出し、里曳き宮入りの3担当に分かれ、2人で大御幣を持つのが慣例となっている。

新型コロナウイルスの影響で山出しがトレーラーでの運搬となったため、棚木場から注連掛までは歩きながら御柱に見立てた台座に大御幣を乗せて運んだ。しかし、里曳きが人力での曳行となったことを受け、同地区の大総代や区長らは、増澤さんと駒場さんも含めて6人で大御幣奉持を行うことにした。

この日は、2人ずつ50メートルほどの曳行距離だったが、念願の御柱の上からの景色に「感無量。氏子の皆さんが力を合わせて曳く御柱に乗せていただき感謝しかない」と増澤さん。駒場さんは「短い距離でも乗れて良かった。周りの人たちの『ちゃんと支えますんで』という言葉もうれしかった」と笑顔を見せた。

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