大芝高原森林づくり 南箕輪村と伊那養護協定

LINEで送る
Pocket

森林環境教育事業の協定書を交わした藤城栄文村長(左)と県伊那養護学校の原潤校長

南箕輪村は17日、県伊那養護学校(伊那市)と森林環境教育事業に関わる協定を締結した。50年後を見据えた大芝高原の森林づくりを、産学官などの地域連携で進める取り組みの第1弾。高原内の村防災研修センター「森の学び舎」で調印式に臨んだ藤城栄文村長は「植林をはじめとした村民参加型の森林整備は2025年の村制150周年に向けた事業の柱」と説明。中長期的な視野で人材育成を図り、森林づくりを進めていく考えを強調した。

村は森林環境教育事業で、近隣の伊那養護学校を含めて保育園から大学までが村内にそろう特性を生かし、大芝高原を教育の場としたプログラムにつながるよう構想。村有林のアカマツの利活用についても進め、組織や体制の充実強化を図りながら、多くの住民が関わる形を模索していく。

従来、大芝高原を校外学習の場として活用する伊那養護学校では、中学部の生徒らが中心になって、高原施設の案内看板を設置するなどの取り組みも行ってきた。

調印式で原潤校長は「地域の自然を自らの手で育み守ることは、自分たちの生活を自ら豊かにする主体的な学びにつながる」と語り、協定締結でさらに地域との連携などが深まることにも期待した。

同校の取り組みに以前から関わってきた有賀製材所(伊那市西箕輪)が、継続して今後の事業にも協力していくほか、村は新たな賛同者も募りながら、高原の森林づくりが広がりを持った取り組みにつながるよう進める。

おすすめ情報

PAGE TOP