南部カントリーエレベーター起工 飯島町

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安全祈願祭でくわ入れの儀に臨む御子柴茂樹組合長

JA上伊那は、飯島町飯島にある旧果実選果場の建物を活用したカントリーエレベーター(穀物の貯蔵施設)の新設に着手した。名称は「南部カントリーエレベーター」で宮田、赤穂、中川の既存施設を廃止し、この施設に集約する。21日に安全祈願祭・起工式が現地で開かれ、関係者ら約50人が来年3月の完成に向けて工事の無事を祈った。

同JAの第2次米穀施設再編事業の一環。もみすり機などを旧選果場施設内に置き、9棟のサイロや乾燥機、荷受場などを隣接する東側の敷地に新設する。総処理量は乾もみ約4000トンで、県内最大規模となる。事業費は約22億3000万円で、国の補助金事業を活用する。稼働は来年9月ごろになる見通し。

再編事業は、カントリーエレベーターの拠点施設への機能集約と統一した運営管理体制を整えることで、施設運営費の最小化や米の品質向上などにつなげる狙い。新施設の完成によってカントリーの再編は一区切りする。同JA管内の施設は計6基となり、伊南4市町村分は飯島の既存施設と新施設が受け持つ。

起工式で御子柴茂樹組合長は「上伊那は米の集荷量が県内随一の地域。これは地域や行政が一体となり、米作り中心の農業に取り組んできた結果」と強調。「今後、上伊那の水田営農を支える中心施設として、この施設が活躍することを期待する」と話した。

再編事業ではこのほか、伊那市美篶の施設の増強工事も実施。24日に安全祈願祭・起工式を現地で開く予定だ。

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