ひょうたん田んぼで田植え 富士見の小林さん

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「ひょうたん田んぼ」で田植えをする小林さん。孫たちも作業を手伝った

富士見町烏帽子の会社員小林明成さん(70)は22日、同町高森に所有するひょうたん型の水田で田植えをした。家族が見守る中、巧みに田植え機を操作し、くびれた部分や先端にも「あきたこまち」の苗をきれいに植え付けた。

「ひょうたん田んぼ」は標高約900メートルにあり、広さは7.2アール。一家によると、直進できる部分に苗を植えてから曲線を仕上げるが、何度も旋回や切り返しをするため、作業時間は「通常の水田の倍以上かかる」。くびれの部分は「大曲」と呼ぶ難所で、腕の見せどころだ。

県外で暮らしている次女家族も帰省し、孫たちも苗を運んだりパレットを洗ったりと作業を手伝った。田んぼは小林さんの父親の寛文さん(故人)が購入。構造改善事業により消滅する可能性もあったが、計画が頓挫し、ひょうたん型が残ったという。「この形と景色が気に入り、年間を通して写真を撮り続けた方もいる」と小林さん。「効率は悪いが、守り続けていきたいね」と話した。

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