東映アニメ横尾さん 母校・赤穂東小で上映会

LINEで送る
Pocket

母校の赤穂東小で自らが制作に携わった映画を上映した横尾さん

駒ケ根市赤穂東小学校の卒業生で、アニメ制作会社「東映アニメーション」(東京都)製作本部で働く横尾裕次さん(43)=同市町四区出身=が23日、母校で同社製作のアニメ映画を上映した。映画館がない同市で暮らす小学生に大きな画面、音響で作品を楽しんでもらおう―と企画。1、2年生が鑑賞した。24日には3、4年生が鑑賞する。

映画館に行かなくてもインターネットやテレビで映画を見られる時代だが、「子どもたちに大きな画面と音で楽しむ体験を味わってもらいたい」と考えている横尾さん。2020年7月にはコロナ禍で夏休みを過ごす子どもの思い出作りに―と、国が新型コロナ対策で支給した特別定額給付金10万円でアニメ映画のチケットを購入し、母校の児童に贈った。

今回は児童図書「おしりたんてい」シリーズの映画で、自らも製作に携わった今年3月公開のシリーズ最新作を上映。DVD化していない作品の上映は難しいというが、配給会社に企画の趣旨を理解してもらい、上映権を購入。学校での上映が実現した。

映画は体育館のステージバックに設けた大型スクリーンで上映。児童たちは登場人物の動きに合わせて頭を動かしたり、声を上げて笑ったりと楽しんでいた。コロナ禍になり映画館に行く機会が減ったという2年生の児童らは「大きな画面で見たからいつもと違った。音がでかかった」と大画面ならではの迫力を感じた様子だった。

横尾さんは、古里に映画館を作りたいと考えており、今回の上映実現が「大きな一歩になった」という。「地方での上映を続けたい。映画の新しい届け方として製作側に広がれば」と期待していた。

おすすめ情報

PAGE TOP