新型コロナ 県の基準緩和し医療警報解除

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リモートで会見し、医療警報の解除を発表した阿部知事

県は23日、全県に発出した新型コロナウイルス感染症の「医療警報」を解除した。県独自の感染警戒レベルについても、基準を緩和した上で、レベル「1」の木曽圏域以外の9圏域を「3」に引き下げた。さらに、県民の過度な行動自粛を回避するため、医療アラートの段階ごと感染警戒レベルの上限を設定。新規感染者数が増加しても病床の逼迫が深刻化していなければ、原則として上限以上には感染警戒レベルを引き上げない。

新規感染者数を主な目安としている感染警戒レベルは3月29日に目安を見直し、目安の新規感染者数をそれまでのおおむね3倍として運用してきた。今回はさらに2倍に緩和する。医療アラートとの混同を避けるため、「注意報」「警報」などのアラート名は廃止した。
 
今後は医療アラートが未発出の場合は、感染警戒レベルの上限を「3」とする。「医療警報」の上限は「4」、「医療特別警報」の上限は「5」。県の医療非常事態宣言や政府の緊急非常事態宣言が発出された場合は、全県でレベル6とする。ただし、感染者が著しく増加して医療逼迫の恐れがある場合は引き上げることもある。

会見した阿部守一知事は「めりはりのある行動をお願いしたい」として、基本的な感染対策は続けながら、会食や旅行を楽しんでほしいと呼び掛けた。政府から示されている新しいマスク着用の考え方については、24日に開く専門家懇談会に諮って、具体的な場面を想定した県の考え方を示すとした。

4月20日に医療警報が発出されて以来、確保病床使用率は大きく上昇することなく、5月16日以降は発出基準の25%を下回り、22日には18・5%となっている。

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