一級河川の立木除去 富士見町住民が自主作業

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河川内に繁茂した支障木を取り除く住民=富士見町瀬沢区

河川内に繁茂した支障木を取り除く住民=富士見町瀬沢区

富士見町にある一級河川の立場川と釜無川、釜無川支流の武智川で20日、住民が自主的に河川内の立木を取り除く作業が行われた。管理する国や県の整備の手が行き届きにくい実情がある中、身近な川の景観の向上や防災、野生動物被害の防止を図ろうと昨年度から始め、2回目。参加地区も増え、活動の輪が広がった。

作業に参加したのは立沢、瀬沢新田、瀬沢、平岡、神代、上蔦木、若宮の7区・集落組合、町など。これまでも住民が 主体的に除去作業を行っている地区もあったが昨年度、町が防災強化として沿線地域に協力を呼び掛け、同一日に行う一斉作業が始まった。

今年の参加は1地区増え、参加者は昨年より50人ほど増えて120余人となった。国・県の職員、国の作業委託企業も加わった。

このうち瀬沢区では、区の役員と有志、町、県の職員ら13人が立場川の小川橋上流約500メートルの区間両岸で作業をした。同区では以前から毎年取り組んでおり、同所での作業は2度目。それでもニセアカシアが繁茂し、「景観悪化だけでなく、深いやぶが鹿や猿の通り道になって農作物被害を誘発している」(小林丈人区長)という。

立木を除去した後は、鳥獣被害が歴然と減り、効果がみられることから「作業できる範囲はわずかでも毎年欠かせない」として、役員らはチェーンソーやなたを使って次々に立木を払っていた。

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