市有林に”原料”植栽 養命酒駒ケ根工場

LINEで送る
Pocket

森林の里親事業で市有林にクロモジの苗を植える参加者

森林の里親事業で市有林にクロモジの苗を植える参加者

駒ケ根市福岡の養命酒駒ケ根工場は21日、「森林の里親事業」の一環として、同市中沢大曽倉の市有林で、生薬の原料となるクロモジの植栽作業を行った。社員や市、県の担当職員ら18人が参加。同社で種から育てたクロモジの苗を山林の斜面に植え付けた。

養命酒駒ケ根工場は2015年3月、同市と森林の里親協定を締結。大曽倉にある市有林約35ヘクタールの整備を協働で進めながら、「薬用養命酒」に使用する生薬の原料となる特用林産物を植栽する契約を結んでいる。同工場による市有林での植栽は3回目で、これまでの作業ではクロモジ約2500本とイカリソウ約400本を定植。この日は新たにクロモジの苗2000本を約3ヘクタールに植え付けた。

クロモジの幹と枝は生薬の一つ「烏樟」の原料になり、順調に生育すれば6、7年で収穫が可能になるという。同工場総務グループチームリーダーの片桐雅博さんは「養命酒の原料となる生薬を地元で確保する目的がある。活動を地域貢献につないでいくことができれば」と話していた。

同工場では一般からのクロモジ買い上げ制度も導入。採取されたクロモジ(100キロ以上)を一定価格で買い取っている。問い合わせは同工場生産管理グループ(電話0265・82・3309)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP