富士見町デマンド交通 検討チームが利用体験

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電話で乗車予約したデマンド交通「すずらん号」に乗り込む富士見町職員=21日、同町瀬沢新田

富士見町の各課職員でつくる「町公共交通システム検討チーム」が、町デマンド交通「すずらん号」の利用体験を重ねている。地域公共交通を「自分ごと」として考えていきたいと計画。次回会議で感想を報告し合い、今後予定する利用者・登録者アンケートの結果などと合わせて、より便利で使いやすいシステムの検討や課題の解決に役立てていく。

職員は2人一組となり、利用登録をした上で電話で乗車予約。産業課と子ども課の男性職員2人は21日、瀬沢新田の集落センターからの乗車を予約し、「まち行き便」で町中心部にある食料品店まで移動した。他のペアは、同町葛窪や木之間からの乗車を同日までに体験した。

加齢に伴って運転免許証を返納したと仮定し、乗車場所を自宅と見立てて行った利用体験。同町は県内で初めてデマンド交通の運行を始めた自治体で、職員の1人は「自宅から目的地まで、ドアツードアはやはり便利」。一方、到着・出発時間があくまで「目安」となることや、予約状況次第では次便との運行間隔が狭まって運転手の負担が増すことを課題に挙げた。

21日の職員ペアは食料品店で降車した後、別の店舗まで徒歩で移動。「集落から街中まではすずらん号でいい。街中を移動、周遊できる交通手段があれば」と話した。

町の委託を受けて町商工会が運行管理する。ここ2年はコロナ下の外出控えもあって健全運行の目安とされる1日平均利用100人に届かなかったが、利用登録数は伸びており、ニーズの高さをうかがわせている。

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