病児・病後児保育あすから 伊那市

LINEで送る
Pocket

伊那市は24日から、子育て支援の一環として、病気治療中や回復期にある子どもを一時的に預かる「病児・病後児保育」を始める。駒ケ根市と箕輪町の医療機関に併設されている2カ所の施設を利用する形で、伊那市内に住所があり、保護者の就労などにより家庭での保育が困難な児童を対象に受け入れる。

共働き世帯の増加や核家族化に伴い必要性が高まっていることを受けて実施。伊那市では2007年11月から市西箕輪診療所で病後児保育を行っており、病児保育への対応が課題となっていた。

実施施設は駒ケ根市のまえやま内科胃腸科クリニックの「すずらん病児保育室」と箕輪町の上伊那生協病院の病児保育室「いちごハウス」。「すずらん病児保育室」では1歳から小学3年、「いちごハウス」では1歳から小学6年の子どもを預かる。連続7日間の利用が可能。定員はいずれも10人。利用には事前の登録が必要になる。
 料金は市内の保育園の在園児と認定こども園の保育認定を受けている児童は無料(市費負担)。そのほかは「すずらん病児保育室」が1人1日1000円、「いちごハウス」が1人1日3000円、4時間まで1500円。食事代、おやつ代は別途(アレルギー対応はできない)。

市子育て支援課によると、病児・病後児保育の必要性については市としても十分認識しており、積極的に検討を進めてきたという。「医師会とも相談する中で、医療機関との併設型が望ましいと考えているが、現時点では市内では見つからなかった」とし、今回は先行している駒ケ根市や箕輪町と協力する形で実施する。西箕輪診療所の病後児保育は継続する。

同課は「市内での実施については引き続き検討していく」と説明。伊那中央病院(伊那市)を運営する伊那中央行政組合(組合長・白鳥孝伊那市長)でも病児保育について検討している。

病児・病後児保育の問い合わせは同課(電話0265・78・4111)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP