発足時の編成を再現 諏訪響が成果発表会

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発足間もない頃の楽器編成で、当時得意とした演奏曲を奏でた再現生演奏

発足間もない頃の楽器編成で、当時得意とした演奏曲を奏でた再現生演奏

諏訪交響楽団は23日、創立90周年を機に取り組んでいる「歴史資料保存活用事業」の成果発表会を下諏訪総合文化センターで開いた。長年の歴史を講演、デジタル化した映像上映、発足間もない時代の楽器編成による再現演奏会の3部構成で振り返った。

下諏訪町の「下諏訪力創造チャレンジ事業」の助成を受けて2015~16年度に実施する事業。諏訪響に関わる機関紙、ポスター、音源、写真、新聞、小澤征爾さんら世界的指揮者の客演映像など、延べ約2300点に上る貴重な資料をデジタルファイル化し、いつでも活用できる保存体制を整えている。

デジタル化した資料には、創設者・今井久雄さんが諏訪響への思いを語った画像や、小澤さんがタクトを振ったベートーベン作「交響曲第5番」の演奏写真、後に小澤さんが「(諏訪響客演の際)とにかく夢中で練習したのを覚えてます」などと語ったインタビュー映像なども。

再現演奏会では、まだメンバーが少なかった発足当初、演目を小編成用に編成した創意工夫を伝えながら、現役とOB団員計11人で、当時盛んに演奏したというシューベルト作「交響曲第8番 未完成」などを奏でた。

武井勇二会長(78)=下諏訪町=は「先輩、仲間、応援してくれる方々。関わる皆さんの熱い魂のぶつかり合いが諏訪響を今日へつなげてきたと改めて実感する。縁は尊い。この縁を、またこの先の諏訪の文化へとつなぎたい」と語った。

成果発表会は、来年2~3月頃にも第2回目を予定している。

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