労働無災害3550万時間達成 エプソン塩尻

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小野寺局長(右)から表彰状を受けたエプソン塩尻事業所の林部長ら

セイコーエプソンの時計開発製造部門の拠点を置く塩尻事業所(塩尻市塩尻町、従業員550人)が1990年9月の操業以来、昨夏で厚生労働省が定める労働無災害記録の最高位(第5種)3550万時間を達成した。6月30日、同省労働基準局長からの「無災害記録証」と、長野労働局長表彰状を受けた。県内では22年ぶり、3事業所目の達成で現在も継続中。同事業所を代表する林昌志ウエアラブル機器事業部長は「日々の積み重ねの結果と再認識し、さらに安全への意識を高めて労働者が安全で安心、そして楽しく働ける職場を目指す」と述べた。

同社では富士見事業所(2000年)に次ぐ達成。塩尻事業所総務部の今井康司部長らは、「『安全と社員の健康、コンプライアンスは業績より優先すべき』という経営者方針で安全への取り組みを何より優先したことが大きい」と述べ、▽安全衛生▽防火防災▽健康管理▽施設保全―で実践、検証、改善に社員全員参加で取り組む日常的な活動や、危険を特定して分析、改善評価する体制の確立などを紹介。

「社員個々が日々、当たり前の基本を実践している。経営層から末端社員まで階層ごと教育を浸透し、事故の発生や対策をグループ全社で共有して再発防止につなげていることも達成につながった」と述べた。

長野労働局の小野寺喜一局長は「働く一人ひとりが作業の全場面で安全行動を確実に順守する職場、環境をつくる並々ならぬ努力に敬意を表する。今後も地域の労災防止をけん引して」と期待を込めた。

県内の労災発生は5月末現在で死傷者872人、過去24年間の記録史上最多となっている。7月1日からは全国安全週間がスタート。同局では職場の総点検を求める啓発活動を展開する。

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