食の循環テーマにテークアウトの店 茅野

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もったいないをなくそう-。テイクアウトの店「菜のだ」をオープンする石原彩香オーナー(右)と丑久保友理店長

食べられるのに捨てるのはもったいない-。茅野市の東海大三高校(現東海大諏訪高)時代の同級生、石原彩香さん(28)=松本市=と丑久保友理さん(28)=茅野市=が、何らかの理由で市場に出せなくなった野菜などを仕入れ、調理して提供する食の循環をテーマにしたテークアウトの店「菜のだ」を1日、茅野市仲町にプレオープンする。グランドオープンは11日。

石原さんはフードロス・レスキュー事業に取り組み、昨年から農家が処分せざるを得ない野菜や果物などを軽トラックに積んで販売してきた。そんな中で、卵を生む役目を終えた鶏は廃棄処分かペットフードに使われることに心を痛め、野菜も含めて食品に加工することを思いつき、親友で菓子学校卒の丑久保さんを誘って事業を始めることに。2人の思い出の地でオープンすることになった。

農家を回って野菜を集めるのはオーナーの石原さんの担当、店で調理を行うのは店長の丑久保さん。鶏肉は風沢社(松本市)の協力を得てノニハーブ鶏を使う。店舗での処理は難しく、丸ごと仕入れた鶏の解体は加工業者の協力を得る。硬い肉をどうしたら料理に活用できるか試行錯誤し、冷凍保存しておいたホウレンソウのピューレと合わせてカレーにする。

縁あって、八ケ岳福祉農園(茅野市)のフルーツほうずき「蓼科ボンボン」を使った飲み物やクレープも考案。同農園でも食品ロス削減に取り組み規格外品なども含めて冷凍保存しており、山田桂子理事長は新たな活用から販路が広がったことを喜び今後の協力態勢も約束した。

カレーは個別の真空パック(冷凍)でチキン、グリーン、ベジタブルの3種類(税抜き各600円)。ほおずきサイダーは同550円。クレープ、各種飲み物もある(容器代別途)。店内にイートインスペース8席もある。マイボトル、容器持参大歓迎。石原さんと丑久保さんは「生産者の愛情がこもった材料を大事にしたい」と話している。プレオープンは5日まで(午前11時30分~午後6時)。11~16日はグランドオープンで来店プレゼント(各日先着25人)もある。午前11時30分~午後6時(休憩時間あり)。日曜、月曜定休。問い合わせは同店(電話0266・75・2566)へ。

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