星空の「とき」 八ケ岳総合博物館で写真展

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「森の時刻(とき)、山の瞬間(とき)、宙(そら)の時間(とき)」をテーマに写真展を開いている大西浩次さん=茅野市八ケ岳総合博物館

星空観望会を随時開いている茅野市八ケ岳総合博物館で、星空の写真展が行われている。撮影したのは日本星景写真協会理事で長野高専教授の大西浩次さん(60)=長野市=。県内各地の湖沼や山岳地帯に足を運び、豊かな自然環境ときらめく星空を捉えた作品46点を展示した。8月31日まで。

「森の時刻(とき)、山の瞬間(とき)、宙(そら)の時間(とき)」がテーマ。これまで撮りためた作品を森、山、宙の3群に分けて展示し、近年撮影した八ケ岳の写真も並べた。大西さんは「私たちが地球の中で生かされていることを感じ取ってもらえれば」と話す。

作品の中には北アルプス燕岳の「めがね岩」上空で地球の大気圏に突入して燃え尽きる流星の姿や、円周魚眼レンズで足元から天頂までを丸く収めた写真もある。「(流星最後の輝きで)太陽系誕生からの時間の移り変わりを表現したかった」「環境は人が関わっている。(魚眼レンズを使って)地上から空を見上げるイメージで、地球環境の重要性も感じてもらえれば」と大西さん。
 
夜の森の中の陰陽は時間ごと月明かりで変わる。夜明けがいいか、それとも夕暮れか―。満月か三日月か―。常に自然光でのライティングを考え撮影に臨んでいるという。

八ケ岳の写真には北横岳から茅野市街地方面にレンズを向けた作品も。外灯の明かりも目立つことから「市街地では上空の星が見えにくいのでは」と指摘し、身の回りにきれいな星空があることを希望する。

作品は会期中、展示替えする。午前9時~午後5時。原則月曜休館。入館料は大人310円、高校生210円、小中学生150円。問い合わせは同館(電話0266・73・0300)へ。

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