「入野谷在来そば」「高遠そば」 商標出願

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「入野谷在来そば」「高遠そば」の商標出願について報告された総会

伊那市内のそば店や関係団体でつくる「信州そば発祥の地 伊那そば振興会」(飯島進会長)は5日開いた臨時総会で、「入野谷在来そば」と「高遠そば」の名称を特許庁の地域団体商標として登録するよう市商工会を通じて出願したことを明らかにした。地域ブランドを守るとともに、広く発信し、地域振興につなげる狙い。今後1年ほどかけて同庁による審査が行われる見通しという。

地域団体商標は、地域名と商品(サービス)名からなる地域ブランドの保護による地域活性化を目的に2006年4月に導入された制度。登録には法人格が必要なため、伊那そば振興会会員である入野谷在来そば振興会と高遠そば組合が市商工会に加盟した上で、市商工会を出願者として手続きを進めることになり、6月8日付で出願した。

商標登録をめぐっては、20年暮れに「入野谷そば」「入野谷在来そば」という名称が勝手に商標登録出願されていることが判明。弁理士事務所に相談し、出願を認めないよう資料を集め、同庁の審査官に情報を提供するなどした結果、出願は認められなかったという。しかし、今後もこうした問題が起きかねないことから、商標登録を出願することを決めた。

入野谷在来は、14年に県野菜花き試験場(塩尻市)で、伊那市長谷浦で採取されたとみられる在来種の種約20グラムが見つかったことがきっかけで復活プロジェクトがスタート。同試験場で増やされた種300グラムを譲り受け、16年から浦のほ場で栽培を始めた。名称は一帯がかつてソバの名産地として知られた「入野谷」と呼ばれる地域だったことに由来する。

飯島会長は「商標登録されれば大々的に内外に売り出していきたい」と力を込めた。

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