塚原さんにこつ学ぶ 全国出場の田中小チーム

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児童たちに向けて、バトンパスの動きを実演する塚原直貴さん

8月19、20日に横浜市で開かれる「日清食品カップ第38回小学生陸上競技交流大会」の男女混合400メートルリレーに出場する岡谷市岡谷田中小学校の6年生4人は18日、岡谷市出身で北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの塚原直貴さん(37)=佐久市=から指導を受けた。茅野市陸上競技場で基礎的なウオーミングアップの動作やバトンパスのこつを一から教わり、本番への士気を高めた。

塚原さんと担当教諭が岡谷市内の保育園と中学校で同級生だった縁で、同校側から依頼して実現。4人はもともと足の速い児童で、小学校最後の思い出に―と自ら誘い合ってチームを結成。6月に松本市で行われた県大会で優勝して全国への出場権を得た。

緊張の面持ちの児童たちは塚原さんの動きをまねしながら動作を学んでいった。塚原さんはウオーミングアップについて「一つ一つの動きが試合のベストパフォーマンスにつながる」とし、一つずつ丁寧に教えた。バトンパスは「前の走者の足を見て」「バトンは試合が終わるまで体の一部」などとアドバイスした。

陸上という勝負の世界の厳しさにも触れて、「できないことを放置すると一生できないまま。次は絶対しないぞという気持ちが大事」とエールを送った。また「バトンパスだけでなく気持ちをつないで」とコミュニケーションの重要性も強調していた。

指導終了後、塚原さんは「未来ある子どもたちに指導ができていい経験になった。(大会を通して)全国、ゆくゆくは世界を見るきっかけになれば」と期待。キャプテンの大森琥明(こうめい)君(11)は「優しく教えてくれてかっこよかった。バトンをもらう姿勢やスタートの動きも勉強になった」とし、本番に向けて「4人の絆をもっと深めて全力を尽くしたい」と意気込んでいた。

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