高遠で自然な子育て 移住希望者向け冊子

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「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が作製した冊子

「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が作製した冊子

伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の存続を目指す「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」(伊藤岩雄会長)は、移住希望者向けに暮らしや子育てに関する情報をまとめた冊子「信州高遠すみかたろぐ」を作った。保育園存続に向けて園児数の確保が課題となっていることから、主に子育て世代をターゲットに都会から移住者を呼び込み、入園希望者を増やしていきたい考えだ。冊子は市の移住定住の取り組みで活用してもらうほか、市内の公共施設などで配布する。

市は2年続けて定員の半数を割る保育園を休園する方針を示し、高遠第2・第3保育園(定員45人)は2017年度から休園する可能性が浮上。これを受けて保護者や地元の高遠町長藤、三義、藤沢地区の住民が存続に向け15年6月に考える会を発足。園児の掘り起こしを進めるとともに、長期的な視点から定住対策を重点に取り組む。

冊子はA5サイズで29ページ。サブタイトルを「自然なくらし、自然な子育て」とした。高遠第2・第3保育園については市内の公立保育園で初めて信州型自然保育(信州やまほいく)の認定を受け、野外保育に力を入れていることを紹介。高遠北小学校を含めて「自然な子育てをかなえる環境」を強調している。

また、移住者の視点から実際の暮らしぶりを知ってもらおうと、“先輩移住者”10組を取材。林業、有機農業、写真家、芸術家などさまざまなスタイルで生き生きと暮らす人たちを取り上げた。

移住定住については市全体でも積極的に取り組んでいるが、高遠に特化したパンフレットなどはなかった。特に今回は長藤、三義、藤沢の3地区に焦点を当てたのが特徴で、編集メンバーは「移住を真剣に考えている人に読んでもらいたいと思い、ありのままの姿を載せた。マイナスな面もあるが、それを上回る魅力がある」と話す。

冊子は当面500部作製。市の協働のまちづくり交付金を活用し、今年度中にさらに2000~2500部増刷するほか、考える会のホームページからもダウンロードできるようにする予定。

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