諏訪市 開業支援融資が好調

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諏訪市の中小企業向け融資制度「開業支援資金」の今年度の融資が好調を維持している。9月末時点で16社25件で、昨年度1年間の6件の4倍に達している。融資金額は3倍の7718万円。市商工課は「開業した企業が安定して続けられるよう、相談に乗るなど支援していきたい」としている。

好調な理由について、同課は4月から利率を年1・6%から1・1%に下げ、3年間は市が全額利子補給するなど制度を拡充したことが要因と分析。「景気も緩やかに回復しているかもしれない」とする。市は開業する事業者増に伴う雇用充実にも期待を込める。

今年度からの制度見直しでは、開業支援資金の対象となる居住期間の要件を「市内に1年以上居住する者」から「市内に居住する者(予定者含む)」にも緩和。16社のうち2社は市外から転居して開業する予定だ。設備資金の融資枠は800万円から1500万円に拡大。運転資金は貸付期間を5年以内から7年以内に延長した。

資金の内訳は設備が9件、運転が16件。業種は飲食業5社、運輸・通信業1社、建設業1社、サービス業(マッサージ業、塗装業など)9社。ただ、製造業は依然ゼロで、同課は「個人では難しいと思うが、諏訪の特色でもあるので開業してほしい」と話す。

融資制度では、商店街活性化へ店舗の新築などを支援する店舗設備近代化資金も好調。今年度は9月末までに5件(昨年度は年2件)の受け付けがあった。利子補給を新たに導入し、年1・1%の利子を3年間は全額補給するなど拡充している。

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