砂防えん堤11月着工 岡谷市川岸東災害現場

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仮設えん堤が設置されている中大久保の土石流発生現場=岡谷市川岸東

昨年8月15日の豪雨災害から1年を迎えるのを前に、県諏訪建設事務所は4日、土石流災害が発生した岡谷市川岸東の中大久保、大久保の復旧現場を報道向けに公開した。現在は、応急対策として石を詰め込んだ仮設えん堤(大型かご枠工)を設置している。恒久対策になる砂防えん堤の整備は今年11月に着工し、2023年度中の完成を目指す。

砂防えん堤は、中大久保、大久保の仮設えん堤の上流側に1基ずつ整備する計画。えん堤の規模は中大久保が幅46メートル、高さ9.6メートル、大久保が高さ8メートル、幅64メートル。ともにコンクリート製で、中央部に流木止めのある「部分透過型砂防えん堤」を建設する。すでに工事用車両の進入路の整備など前段階となる準備工事に着手。本体工事の完了後、本堤の下流側に「前庭保護工」と呼ばれる構造物を設ける。

同事務所は「現場の条件によって遅れが生じる場合もあるが、一刻も早く復旧できるよう努める」としている。

同日は、道路が陥没し、全面通行止めとなっている下諏訪町新町上の国道142号の現場も公開された。陥没の埋め戻しや新たな横断暗渠(地下水路)の設置、上下水道の復旧などが進み、10日午後6時に開通する。

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