「天下之糸平」シルクミュージアムで特別展

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田中平八の愛用品など貴重な品々が並ぶ特別展

駒ケ根市の駒ケ根シルクミュージアムで6日から、開館20周年特別展「郷土の偉人 天下之糸平」が始まる。幕末から明治期にかけて生糸商や両替商として一代で財を成した旧赤須村(現駒ケ根市)出身の実業家、田中平八(1834~84年)の偉業や人柄をパネルで紹介。平八の愛用品や関連の古文書などを展示している。30日まで。

生前、生糸貿易で成功し、東京株式取引所(現・東京証券取引所)の設立など経済界でも活躍していたことから「天下の糸平」と呼ばれた平八。その生涯や偉業にスポットを当てたイベント「糸平フェスティバル」の一環として、2020年から毎年企画展を開いている。

今回は、平八が愛用した家紋入りの純金きせるや肖像写真の銅製原板など、県立歴史館(千曲市)所蔵の品々を初めて展示。田中家に伝わる精巧なひな人形や、高遠藩とのつながりを示す古文書も並んでおり、平八の地位や財力がうかがえる。

中垣雅雄館長は「平八に関する数少ない貴重な品を展示している。この機会に一人でも多くの方に足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。

入館料は一般(高校生以上)300円、小中学生100円。上伊那地域の小中高生は無料。午前9時~午後5時(最終受け付け同4時30分)。水曜休館。問い合わせは同館(電話0265・82・8381)へ。

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