全国初 電子書籍を貸し出し 県立長野図書館

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デジどしょ信州の開始を記念して開催されたオープニングセレモニー=長野市

県立長野図書館(長野市)は5日、市町村と県による協働電子図書館(愛称・デジとしょ信州)のサービスを開始した。県と市町村が協働で電子書籍を貸し出す全国初の試み。同日はサービス開始に合わせてオンラインでオープニングセレモニーを開いた。新たな形での図書館サービスの拡充に期待が集まっている。

電子図書館は、インターネットを介してパソコンやスマートフォンを使っていつでも電子書籍を読むことができる。居住地に図書館がないなど図書館の利用機会が限られていた県民や、仕事や子育てで図書館に通うことが難しい県民、画面での読書に慣れている若者世代に読書に親しむ機会を提供する。

デジとしょ信州では、文芸書や児童書などの一般図書のほか、ビジネス書やレシピ本など約1万8000冊を閲覧できる。1人2冊まで1週間借りることができ、貸出期間が過ぎると自動で返却される。利用するには、各地の公共図書館やながの電子サービスでの利用登録が必要。

県立図書館でも同日、独自に学術書や専門書など518冊の電子書籍を読むことができる閲覧サービスも始めた。

オープニングセレモニーには、県内77市町村の図書館長や教育長などがオンラインで出席。デジとしょ信州の利用方法や県内で初めて電子図書館を導入した下伊那郡高森町の事例の紹介があった。森いづみ館長は「図書館を利用しない層にも利用してもらい、図書館サービスを県民により身近に感じてもらえるよう取り組んでいきたい」と期待を寄せた。

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