おんべ片手に「お願いだー」 お年寄りが御柱祭盛り上げ

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金のおんべを振って大きな声で木やりを歌うお年寄りたち

金のおんべを振って大きな声で木やりを歌うお年寄りたち

開幕間近の御柱祭に向け、茅野市の御柱街道沿いに建つ介護サービス施設桜ハウス宮川=同市宮川=では5日、土曜日のデイサービス利用者26人が集まり、1年かけて練習してきた木やりや長持ち唄を歌い、一足早く祭りの雰囲気を盛り上げた。

同施設は、上社御柱祭の山出しで御柱が曳行(えいこう)される街道沿いにある。土曜日のデイサービス利用者約30人は、1年前から「来年の御柱祭に向けて盛り上がろう」と毎週練習している。4月の山出し当日は、周辺の交通規制で施設に通えないが、秋に施設の行事で行う「プチ小宮祭」には、お年寄りたちが木やりなど練習成果を披露する予定だ。

デイルームに集合したお年寄りたちは、ピンクのそろいの法被に身を包み金のおんべを片手に持って、すっかり祭りのいでたち。「みなさまご無事でお願いだー」「心を合わせてお願いだー」「めでためでたのー」と、気合の入った大きな声を響かせていた。

同市長峰の御柱街道沿いに住む80歳の女性は「祭りのときは家にお客を呼び込まないといけないので、巻きずしを50本作って台に並べて大変です。沿道の2階から見て、よくこれだけの人が集まるものだと思います。木やりは初めて。みんなで楽しんでます」と、楽しむ側の気分を味わっていた。

伊那市から55年ほど前に嫁いだという同市塚原の84歳の女性は「昔は曳(ひ)いたけど、今はテレビ。大きな声を出すのは気持ちがいい」と、元気に木やりを歌っていた。

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