小野御柱へ本見立て 辰野の矢彦神社

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一之御柱に決まったモミの巨木に木札と注連縄を飾る役員

一之御柱に決まったモミの巨木に木札と注連縄を飾る役員

2017年春に行われる、辰野町小野の矢彦神社御柱祭に向けた神事が本格化してきた。隣接する小野神社(塩尻市北小野)と合わせて信濃の国二之宮の格式を誇り、7年目ごとの御柱祭は「小野御柱」と総称される。30日は一之柱、四之柱の本見立て・注連掛祭があり、集まった氏子たちが「いよいよ祭りだ」と気持ちを高ぶらせた。

曳行担当の小野地区を中心に神社総代や氏子ら約120人が参集し、候補木の巨大なモミを用材に選んだ。一之柱は休戸地籍の山林にあり、目通り周囲305センチ。四之柱は藤沢地籍の山林で同220センチ。それぞれ熊谷建彦さん、上田繁夫さんが寄進した。

休戸地籍の山林では、中村学御柱祭実行委員長が「この木を矢彦神社一之御柱としてよろしいでしょうか」と諮ると、周囲から「異議なし」と応じる声が。木札や注連縄を飾った後、立澤寿江宮司が神事を行った。氏子たちは木やりやラッパの音を響かせて気勢を上げ、「おらが柱」が決まった喜びを表した。

中村委員長は「曲がりの少ない立派な柱をいただいた。225回目を迎える伝統の御柱祭。みんなで力を一つにし、安全第一で記憶に残る祭りにしたい」と話した。

矢彦神社御柱祭は、二之柱(飯沼地区担当)が伐採、三之柱(雨沢地区担当)が本見立て・注連掛祭を実施済み。一、四の各柱はともに6日に綱より、27日に斧入れ祭・伐採を行う予定で、来年3月の山出し、5月の里曳きへと続いていく。

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