茅野市の上川橋の架け替え 来月着工

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県諏訪建設事務所は11月から、茅野市の一級河川・上川に架かる「上川橋」の架け替え工事に本格着手する。上流側に仮設橋を設置した後、現在の上川橋を撤去し、鉄・コンクリート合成の新しい橋を建設する計画だ。供用開始は2020年3月の予定。工事に伴って昼夜連続片側交互通行が続くため、理解と協力を呼び掛けている。

上川橋は、JR茅野駅周辺と宮川茅野区を結ぶ鉄筋コンクリート橋で、県道払沢茅野線の橋として1935年に完成した。長さは75・5メートル。幅6・6メートルの車道と、上流側に1・5メートルの歩道がある。コンクリートローゼ桁橋の創始者中島武(1906~80年)が設計に携わり、尖塔形の「親柱」(高さ3・5メートル)は橋の四隅に今も残る。

新しい橋は長さ82メートル、全幅15・75メートル。車道幅を9・75メートルとし、右折レーンを含めて3車線分を確保する。歩道幅は八ケ岳や御柱の木落しの眺望が楽しめる上流側を3・5メートル、下流側を2・5メートルとするほか、橋撤去時に移転・仮置きする親柱を四隅に戻し、建造当時の「照明」を復活させる。電線地中化工事や取り付け道路の整備も行う。

工事はまず、幅7メートルの車道と上流側に1・5メートルの歩道がある仮設橋を、上川橋の上流側に整備する。道路と橋の段差を解消する取り付け道路工事を進めながら、来年2月をめどに片側交互通行で仮設橋の使用を開始。4月には全線開通する。上川橋の撤去は3月ごろから始まる見通しだ。

施工業者は、橋がトライアン(松本市)、取り付け道路が平成(茅野市)、電線地中化が常盤工業諏訪支店(諏訪市)。総事業費は約35億円で、国が6割、県が4割を負担する。

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