ジュニア新書の工夫 ふうじゅの会で山本編集長が講演

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信州風樹文庫の友の会の「ふうじゅの会」(小松郁俊会長)は5日、第41回講演会を諏訪市中洲の同館で開いた。「おとなのための!?岩波ジュニア新書」と題して、岩波書店の同新書編集長の山本槙一さんが、編集への思いや特徴、工夫などを話した。

ジュニア新書は学校での暴力や不登校が問題化した1979年に中高校生対象に、悩みに寄り添い、生き方の指針となるために創刊。現在まで827点を刊行する。生き方やメッセージ、戦争と平和問題、学習の手助けや入門書が柱となり、平易に書かれ、各分野の入門書として大人の購読者が多い。

山本さんは「年齢関係なく、大人も読んでもらうことも意識して作っている。専門知識がなくても読み通せるように書いてもらい、本質をわかりやすく伝えることを追求している。若い人に読まれる本は大人にも読まれ、ロングセラーの定番になる」。また、日常と重ね合わせられる例やテーマにして、構成やデザインなどを工夫していると話した。

現在はパソコンなどで情報が簡単に得られるが、「中高生には一冊読んで感じることをしてほしい。そのためにもジュニア新書の意義がある。若い世代に伝えることは大切で、岩波書店の財産」とまとめた。

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