名称選挙「伊那まつり」が最多

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伊那市の市民祭り「伊那まつり」の実行委員会は2日、市役所で開き、前身の「勘太郎まつり」から合わせて通算60回となる来年の祭りに向けて新たな名称を選ぼうと実施した投票の結果を公表した。現行の「伊那まつり」が最も多く、実行委も了承した。14日に開く伊那まつり委員会(会長・白鳥孝市長)に報告し、最終決定する。

実行委事務局の市観光課によると、「勘太郎まつり」が1958年に始まり、72年まで15回開催。73年から「伊那まつり」となり、来年で45回、通算で60回の節目となる。これを受けて実行委は観光振興などにもつながる祭りにしていこうと、プロジェクトチームを発足させ、名称変更を含めた記念事業の検討を進めてきた。

投票は7月21日から8月16日まで行われ、市役所や各支所に投票箱を設置し、「伊那まつり」を含む七つの名称候補から選んでもらった。投票総数は167票で、「伊那まつり」が66票で最も多く、次いで「伊那勘太郎まつり」が38票、「よっといな祭り」が18票、「勘太郎まつり」が17票などだった。

プロジェクトチームは「44回の歴史の中で伊那まつりとして定着している」と説明。さらに「投票数に表れていないのは名称を変更をしなくてもよいという市民の思いの表れ。伊那まつりという名称が信任された」との判断を示すとともに、「真剣に考えて投票していただいたことも真摯に受け止めたい」とし、プロジェクトチームとしては「伊那まつり」とすることを報告した。実行委員からも異論はなかった。

記念事業ではこのほか、記念花火の打ち上げ、プロモーションDVDの制作・配布、踊りコンテストなどを実施し、誘客につなげる。また、市民向け事業として「勘太郎」をクローズアップ。「勘太郎まつり」からの保存冊子を作ったり、写真展、映画「勘太郎月夜唄」の上映などを計画する。

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