「味比べて楽しんで」岡谷産みそ3種完成

LINEで送る
Pocket

岡谷市内の畑で育てた無農薬の大豆で造ったみそをPRする関係者

岡谷市内の畑で育てた無農薬の大豆で造ったみそをPRする関係者

岡谷市のみそ製造業者が連携し、市内の畑で無農薬の大豆を育てて造った3種類のみそが完成し、5日に市内のララオカヤで開く市収穫祭に合わせて、販売と試食会を開く。「大勢の人が手を掛けて思い入れの詰まった愛情いっぱいのみそ。岡谷産みその新たな魅力を発信したい」と意気込んでいる。

原材料から岡谷産にこだわり、地元の醸造技術で安全安心なみそを造る「0から始める岡谷味噌(みそ)」のプロジェクト。喜多屋醸造店の長峰愛さん(29)=天竜町=が、みそなどの醸造業が盛んだった地元の歴史に触れ、昔のように地域をみそで盛り上げたい―と、無農薬栽培にこだわる「いとう農園」(同市湊)に持ち掛けたのがきっかけで始まった。

昨年6月から、同農園の畑で大豆を栽培し、みそ用に90キロを収穫。農作業には子どもから大人まで延べ100人が協力し、収穫した大豆を1粒ずつ選別した。喜多屋醸造店、山万加島屋商店(中央町)、若宮糀屋(大栄町)の3社が製造。今年2月ごろから仕込み、それぞれ風味の異なるコメ麹みそを100キロずつ造った。

蔵人たちは「同じ材料でも製法が異なり、やや甘めから辛口までさまざま。大豆のうま味や香りを生かすなど、各蔵の特徴が生かされているので、味比べをして楽しんで」と話す。

収穫祭では、入り口でみそ汁約300食分を来場者に振る舞う。3種類のみそは、特別価格で100グラム当たり100円で量り売りする。長峰さんは「0からのみそ造りを通して、かつて岡谷が県内一の生産量を誇ったみそへの誇りと、愛着を持ってもらえたら」と話している。

問い合わせは喜多屋醸造店の長峰さん(電話0266・22・3110)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP