華やかなきものショーで魅力発信

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鮮やかな着物で来場者を魅了したきものファッションショー

鮮やかな着物で来場者を魅了したきものファッションショー

正絹の着物や地域に伝わる「伊那紬」などを集めた「きものファッションショー」(駒ケ根発 着物文化伝承プロジェクト主催)が3日、駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアムで開かれた。訪れた約110人を前に花嫁衣装や鮮やかな振り袖姿の出演者が会場を歩き、かつて養蚕が盛んだった地域から着物の魅力を発信した。

同プロジェクトは、美容師の樋屋朝己さん=同市北町=を中心に、市内外の着付け師らでつくる。富岡製糸場(群馬県富岡市)の世界遺産登録で絹文化に注目が集まる中、「着物は現代のファッションにも見劣りしない民族服」という樋屋さんらが、養蚕が栄えた地元のシルク関連施設でファッションショーを初めて計画。今春から準備を進めてきた。

ショーにはプロのモデルと県看護大学の学生や卒業生ら10人余が出演した。養蚕や製糸に関する展示品が並ぶシルクミュージアムの館内に客席を設け、その間を最新のデザインの着物や久保田織染工業=同市東町=の伝統工芸品「伊那紬」をまとって歩いた。

引き振り袖の現代的な花嫁衣装は樋屋さんがコーディネート。赤色を基調とした着物は華やかで、「今なお新しい結び方が考案される帯の魅力を伝えたい」と帯結びの実演や模様替えの様子も披露した。

樋屋さんはショーを終え、「多くの人に喜んでいただきうれしい。今後も着物を身近に感じてもらえるようにこうした催しを開いていきたい」と話した。

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