交流楽しんで 大手マルシェが2周年

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開設2周年を迎えた「大手マルシェ」。記念イベントを開いた3日も大勢の人でにぎわった

開設2周年を迎えた「大手マルシェ」。記念イベントを開いた3日も大勢の人でにぎわった

諏訪市大手の民間駐車場で毎週木曜日に開かれている青空市場「大手マルシェ」が、開設から2年を迎えた。稼働率が低い平日昼間に、街がにぎわうような使い方をしようと始め、参加店舗は当初の数店から30店に拡大。有機無農薬栽培の野菜など「こだわりの品」とアットホームな雰囲気が好評で、ファンも急増する。3日に続いて10日にも周年記念イベントを行い、特製トートバッグに各店の商品を詰め合わせた福袋をお得な値段で販売する。

駐車場を管理運営する「エスワイエス」の専務で、発起人の1人吉田浩さん(42)によると、駐車スペースは18台分あるが、いまでは半分が出店ブースで埋まるように。3日も野菜やパン、寒天、凍り餅、雑貨が並び「毎回15店ほどが出てくれる。出店者同士で即興で考えた合作商品が登場することもあり、楽しい場になってきた」とマルシェの定着と”成長”を喜んだ。

交流サイト・フェイスブックによる宣伝にも力を入れており、近隣のみならず、遠方からの客も増えた。「気に入った商品を目当てに月1、2回来ますが、毎回新しい品が出ているので、その発見も楽しみ」と下諏訪町の女性。国産小麦のパンを開設時から販売する「ましぱん」(岡谷市)の小口万里子さん(44)は「明らかにお客様が増えて活気づいてきた」と話す。

客から出店者に”転身”した人もいる。「出店者との対話が楽しくて常連になり、毎週通うのであれば出店者になってしまおうと…」とは、実家で生産した凍り餅などを販売する茅野市玉川の牛山修子さん(37)。「とろとろにしてバニラアイスにかけ、黒みつときなこを加えると絶品です」と特産品を売り込む。

通年開催の形態は諏訪地域では珍しい。会場に休憩場所を備え、出店者には出店料を不要とする代わりに「たくさんの対話」を求めている。10日も通常通り午後1~4時に催す。吉田さんは「売るだけ買うだけでなく、長居をしてもらい、交流を楽しむ場にしたい」と話している。

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