八面観

2018年10月17日付

今年も残り2カ月余。「忙しい」を連発しながら毎日が過ぎ、気が付けば除夜の鐘の音を聞く―という毎年恒例のパターンに、今年も陥りそうで何だか気が滅入る。かつて日本の生活は、日頃の食事や季節の節目、通過儀礼などを大切にしていた。だからこそ「忙しい…

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2018年10月16日付

小学校5年生のころ、祖父に連れられて下諏訪町の大平集落近くから八島に向けてジコボウ採りに入ったことがある。びくや手持ちの袋でも足りないくらいの豊作だったが、ほとんど祖父の収穫だった▼斜面を登りながら採っていくのだが、キノコ採りベテランの大人…

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2018年10月15日付

だいぶ前の話になるが、足が不自由でオートバイを独自改良して愛用するお年寄りがいた。法律では運転を認められないものだったが、その時の関係機関職員は「彼の足だもの。生活を奪うことはできない」と言った。法に厳格な組織の人の、情のこもった言葉に心が…

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2018年10月14日付

行き交う小型運搬車の名前は「ターレット」(ターレ)だと初めて知った。整備中の道路を次々と移動する大がかりな引っ越し作業。荷物と共に新天地への期待や不安も載せて運ぶ▼東京都中央卸売市場(中央区)が閉じ、豊洲市場(江東区)が開場した。「日本の台…

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2018年10月13日付

深まる秋とともに、日没が早くなってきた。秋の夜長を過ごす定番の趣味といえば、「読書」だろう。街の書店には、話題の新刊本が数多く並んでいる▼ところが、昨今は電車の中で、本を広げている人はほとんど見かけない。性別や年齢を問わずスマートフォンを操…

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2018年10月12日付

「肉体労働など女性に向かない仕事もあるから」。県議会が10日に開いた大学生との意見交換会で、ある学生が言った。企業の人材募集の中には宣伝文句と実態に差があり、実際には女性が求められていないことがあるなど性別役割分業に関わる課題がテーマになっ…

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2018年10月11日付

10年ほど前になるか。取材で出会った諏訪の小学生から聞いて、ずっと頭に残っているフレーズがある。それがこちら―。『ギョーザはテンホウ、シンブンはニッポウ』▼諏訪発祥のラーメンチェーンと本紙。テンホウのギョーザは諏訪人のソウルフードとも言え、…

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2018年10月10日付

取材先に、常にマッチでたばこに火をつける人がいた。イタリア製のスーツを着こなす好男子で、クラシックな絵柄の小箱のマッチを愛用していた。二十数年前の話だが、たばこをより深く味わうための彼なりの演出だったのだろう▼タバコ吸いには火をつけたり、焔…

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2018年10月08日付

高齢化社会の影響はこんなところにも表れている。家族以外と交流が持てず、社会から孤立してしまう「引きこもり」問題だ。当事者の引きこもりが長期化し、高齢の親が面倒をみられなくなる事例が出ている▼東京の関係団体の調査によると、当事者の平均年齢は約…

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2018年10月7日付

今年はどうやら「台風の当たり年」。不謹慎だが、そんな言葉が頭に思い浮かぶほど日本列島を直撃する台風が多いように感じられる。実際に9月末時点で列島上陸台風は過去4番目に多いという▼今年1月3日に発生した台風1号は、発生時期としては1951年か…

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