岡谷市は10日、同市中央町のイルフプラザアミューズメント施設2階に開設して約1年が経過した「おかやシェアオフィス」について、今後の改善の参考にするため使い心地やこの場所を選んだ理由などを利用者にインタビューした。システムエンジニアの三根基良さん(66)とシルク製品の企画・販売を手掛ける佐々木千玲さん(54)の2人が答え、この場所にオフィスを構えた機会に市内の企業とのつながりや利用者同士の交流が生まれることを期待した。
おかやシェアオフィスは新規創業者の支援や中心市街地の活性化などを狙いに、2023年3月に整備。個人ブース10席、企業向けのオフィス3室と会議室などを備え、現在個人ブースに7社、オフィスに2社が入居している。
三根さんは兵庫県姫路市と下諏訪町との2拠点生活。おかやシェアオフィスは専用のロッカーや作業スペースなど仕事に必要なものがそろっていると評価し、「システム関係の仕事をしている人はパソコン1台あれば仕事ができるのでおすすめ」と話した。
佐々木さんは岡谷市の地域おこし協力隊として「岡谷シルク」のブランディングを担当し、任期終了後に起業。シェアオフィスはオンライン会議や顔を合わせての打ち合わせにも利用しているといい、「自由な働き方を目指す人は活用してほしい」とした。
一方、三根さんは自らの技術で岡谷市に貢献したいとの思いも語り、市内の企業とのつながりを求めた。佐々木さんもさまざまな市内の企業と協力してシルク製品の開発をしていきたいと希望した。
さらに2人は入居者同士の交流が増えることも期待。市工業振興課は「新しい入居者も増えているので、交流を増やして市が活性化していく道を選んでいければ」と話した。
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