全311点の中から選ばれ、ポスター(左)とうちわ(右)の図案に採用された2作品を手に持つ栗原実行委員長

みのわ祭り ポスター、うちわ図案決まる

2024/04/25 06:00
地域

箕輪町の町民夏祭り「みのわ祭り」の実行委員会は23日夜、公募していたポスターとうちわの図案の選考会を町役場で行い、受賞作品8点を選んだ。今年の祭りは参加者全員が主人公という意味を込めた「みんなのお祭り」をスローガンに、7月27日午後3時~午後9時、同町の松島仲町商店街を中心に開く。

 

図案は小学生から一般まで全311点が寄せられた。町のイメージキャラクター「もみじちゃん」、花火、屋台、辰年にちなんだ竜の絵が描かれた作品が多く、実行委員29人がそれぞれポスター、うちわのデザインにふさわしいと思った作品に投票した。

 

ポスターは一般の有賀早紀さん=同町八乙女出身=が花火を見上げる笑顔の人々を描いた作品、うちわは箕輪北小学校6年の笹岡奈央さんが法被を着た「もみじちゃん」や竜のイラストを描いた作品がそれぞれ最優秀賞を受賞。採用されることが決まった。

 

今年のうちわはプラスチックではなく竹で製造する。環境への負荷軽減に加えて「少ない力でいい風が吹く。地方の良さを表現したい」(実行委)とこだわったという。

 

栗原勇雄実行委員長(49)は「ポスターの図案は笑顔に未来を感じ、うちわは箕輪の輪や仲の良さを花火で表現してくれたかなと思う」と評価。当日に向けては「住みたくなる箕輪町を表現して、夢の1日を実現したい」と意気込んでいた。

 

受賞者は次の皆さん。

 

【ポスター】

 ▽最優秀賞=有賀早紀(一般)▽優秀賞=向山瞬太(箕輪西小6年)柴結菜(同)

【うちわ】

 ▽最優秀賞=笹岡奈央(箕輪北小6年)▽優秀賞=沖田詩歩(箕輪西小6年)正木みのり(箕輪北小4年)▽町長賞=原凛太朗(箕輪北小3年)

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