県ジュニア選手権女子小学4~6年の部で優勝した南箕輪小6年の夏野和花さん

県ジュニアゴルフ 南箕輪小6年・夏野さん初優勝

2024/05/17 06:00
スポーツ

南箕輪村南箕輪小学校6年の夏野和花さん(11)が、ゴルフの第26回県ジュニア選手権大会女子4~6年の部(12日、立科ゴルフ倶楽部)で初優勝し、7月23日に宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市)で開く関東大会に出場する。「上位に入って全国大会に出場したい」と話している。

 

夏野さんは姉の影響で2歳からゴルフを始め、ゴルフショップを営むレッスンプロの父元樹さんの指導を受けている。小学1年で大会に初めて出場し、小学4年から本格的な練習を始めた。県選手権には3年連続の出場で、一昨年の4位、昨年の2位から着実に順位を上げ、今年初めて大会を制した。

 

女子4~6年の部には12人が出場したという。成長期前の夏野さんは他の選手に比べて小柄で飛距離も劣るが、ドライバーなど安定したショットで三つのバーディーを獲得。39、39の78で回り、2位に1打差で優勝した。「初めての優勝でうれしかった」と素直に喜びを語る。

 

関東大会に向けて週3~4日は練習に励み、日曜日はラウンドや大会で腕を磨く。これまでにサッカーや空手、体操を経験し、現在はダンス教室にも通う。元樹さんは「ゴルフを続けて中高で本気になれば必ず成長する。今は焦らずいろんなスポーツを楽しんで」と温かく見守っている。

 

フェアウエーから飛距離が出る3番ウッドが得意という夏野さん。ショットの精度を上げようと、元樹さんと二人三脚でフォームの修正に取り組む。「長いアプローチやパターが入って、いっぱいバーディーが取れた時がうれしい。メンタルが強い選手になりたい」と意気込みを語った。

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