世界和太鼓打ち比べコンテスト(岡谷太鼓まつり実行委員会主催)が29日、岡谷市カノラホールで開幕した。30日まで全国から集まった打ち手による競演が繰り広げられる。初日は一人打ちの部の予選が行われ、65人が参加し、29人が翌日の本選に進んだ。
コンテストは市民祭「岡谷太鼓まつり」の一環。ジュニア、女子、男子、マスターズの各部門の参加者が2000年のミレニアムを記念して作られた直径2メートルの平胴太鼓に向かい、重ねてきた稽古の成果をぶつけた。
審査は日本太鼓集団鼓國雷響プロジェクト、御諏訪太鼓保存会、岡谷太鼓保存会の代表らが務め、礼儀や気合などの「心」、音楽構成・独創性などの「技」、構え・風格などの「体」の観点で予選通過者を決定した。
30日は午前9時30分開会。午前は一人打ちのジュニアの部とマスターズの部の本選、ジュニア団体の部(4団体)の本選、午後は一人打ち女子の部と男子の部の本選、一般団体の部(5団体)の本選、お楽しみ抽選会、岡谷太鼓保存会の歓迎演奏の予定。入場、観覧は無料。
岡谷太鼓まつり実行委員会世界和太鼓打ち比べコンテスト部の横山隼人部会長は「気迫の演奏を聴いて、祭りの太鼓とは違う競技太鼓の良さを知ってもらえれば」と話している。
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