諏訪、茅野両市、下諏訪町にまたがる霧ケ峰でニッコウキスゲの見頃が近づき、黄色い花が草原の緑や青空に映えている。昨年5月の大規模な林野火災で広範囲が焼けた富士見台(諏訪市)は、ひと足早く盛りに突入。地元関係者が「当たり年」というほど花芽の数が多く、大勢のハイカーや観光客らが丘状の群生地を訪れている。
富士見台は例年より早く開花が進み、夏の高原を黄色に染め上げている。「昨年の延焼地内で花芽の多さが際立っている」と同所でドライブインを経営する木川泉さん(71)。つぼみの数も多いことから13~15日の3連休にかけて見頃が続くと予想し、「過去20年で最もいい。この先も楽しみ」と話した。
5日は平日にもかかわらず駐車場が満車となる時間帯があった。地元の女性3人は「黄色いじゅうたんのようになる昔の霧ケ峰の景色。花越しに山々があり、360度どこを見ても美しい」。群馬県太田市の正田光尚さん(64)、広美さん(63)夫婦は「ネットニュースで今年は良さそうと知り、早朝に自宅を出た。花の数がすごくて、青空とのコントラストも美しく、最高の日に来ることができた」と喜んでいた。
県霧ケ峰自然保護センターによると、車山肩(諏訪市)の群生地は5日時点で三~四分咲きに。3連休にかけて見頃を迎えそうで、霧ケ峰は観光客の入り込みもピークを迎える。
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