甲子園出場を懸けた高校球児の夏が真っ盛り。第106回全国高校野球選手権長野大会は、いよいよ佳境に入っていく。どんなドラマを生み出してくれるのだろう。すがすがしい全力プレーに心が躍る▼取材で球場を訪れると、驚かされるのは選手や部員たちの気持ちいい態度。帽子を取ってあいさつしてくれる。試合後のインタビューでは、負けて目を赤くしていても真摯に答えてくれる。スタンドでは応援に声をからす。ボールボーイや駐車場での誘導といった補助員も務め、大会を支えている▼部員不足のために複数の学校で編成した連合チームにも目が行く。各校が近隣に所在しているならまだしも、車で数時間も離れた地にあればなおのこと、チームワークに欠かせない合同練習もままならないのではないかと思う。ついエールを送りたくなってしまう▼子どもの頃、スポーツといえば野球だった。今ほど多様な競技が一般的でなかった時代。父とプロ野球のナイターをテレビで観戦したり、キャッチボールしたり。友達と三角ベースにも興じた。本格的にやったわけではないものの、基本的なルールは自然に身に付いた▼そんなこともあって野球に関心が高いのだが、球児に限らず子どもたちにはスポーツや文化活動に励んで、大いに喜び、悔しがってほしい。その時にしかできない貴重な経験は、これから歩む道の中で糧となるかもしれないから。
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