科学技術や医療などと同様に言葉も「日進月歩」で変化(進化?)するものらしい。言い慣れた言葉の使い方が以前と異なっていると感じると面食らってしまうこともしばしば▼もはや若者だけでなく中高年層でも口にする「やばい」という言葉は、良くない状況で使うのが一般的。でも、例えばある食べ物を味わった際、「おいしい」というニュアンスで「これ、やばくない?」などと用いることもある。もっともこちらは若者が使う表現だろうけど▼何気なく使っていた言葉が実は誤用だったと気付く時も。「割愛」という単語の使用法として「この部分は必要ないので割愛します」との表現は正確にみえるが、これは誤用。割愛は、「惜しいと思うもの」を手放すことを指し、結婚式などで祝電が多く寄せられた際に「時間の都合上(残念ですが)ご紹介は割愛させていただきます」というのが正しい使い方のようだ▼他の記者の記事をチェックする際、言葉の言い回しを変えるべきかこのままでいくか悩むケースが少なくない。一つの段落が長い人、文語的な表現を好む人…。もちろん新聞記事は客観的事実に基づき、ポイントを分かりやすく書くというのが大前提にはある▼このコラムの冒頭で使った「日進月歩」という四字熟語。「少しずつ成長していく」表現かと思いきや、本来は「急速に進歩していく」意味という。日本語って難しいですね。
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