伊那弥生同窓会 文化祭で特製焼き印菓子販売

弥生祭の一般公開で販売するどら焼きとまんじゅう
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は、23~25日に開かれる同校の文化祭「弥生祭」の一般公開(25日)に合わせ、特製の焼き印を押した同校限定の菓子を販売する。教育活動支援の一環として、生徒と学校を応援したい―と初めて企画した。売上金の一部は生徒会活動の資金として活用してもらうため、生徒会へ寄付する。
伊那北高(同市)との統合により、閉校が決まっている伊那弥生ケ丘高。同窓会では、同窓生が3年間学んできたことへの感謝とともに、閉校まで引き続き在校生と学校を応援し、学校がより一層輝く場所として存在していてほしいと、今回の取り組みを計画した。
販売するのは、同校の校章と校名の焼き印を押したどら焼きとまんじゅう。市内の菓子店の協力を得て行い、まんじゅうはこしあんとつぶあんの2種類を用意した。焼き印は同窓会が制作したもので、今後もさまざまな場面での活用を見込んでおり、貸し出しも可能という。
菓子の販売は来年以降も続けていきたい考え。下島典子同窓会長は「弥生がある限り、学校と生徒のためにできる限りのことをしたい。ぜひ、お早めに買いに来てください」と呼び掛けた。
どら焼きとまんじゅうは1個150円(税込み)で、各500個。午前10時~午後4時に生徒玄関廊下で販売する。