伊那バラぶらり、ジャス一色 24日フィナーレ
チラシを手に催しをPRする実行委員の平賀裕子さん＝伊那市の通り町１丁目
バラと音楽を楽しむイベント「伊那まちバラジャズストリート」（同実行委員会、伊那商工会議所主催）が24日、伊那市荒井の通り町１丁目で開かれる。県内外のアーティストが店舗前など４カ所で演奏し、街全体をジャス一色に染め上げる。実行委は「子どもから大人まで誰もが楽しめるイベント。特に子ども連れの方は音楽ライブを楽しむ貴重な機会になるはず。気軽に来場を」と呼び掛けている。
５月下旬から多彩な企画で中心市街地を盛り上げてきた「伊那まちバラぶらり」のフィナーレを飾る恒例イベント。子ども連れでも楽しめるようにと、昨年から開催時間を早め、子ども向けの演奏を取り入れるなどした。
イベントは午後２時30分スタート。いなっせ軒下、ロバート、ワイルドツリー前、オ・ルージュかぐや前の４カ所で、多彩な演奏家たちがジャズの音色を響かせる。地元のピアノ教室に通う子どもたちとプロミュージシャンとの共演も見どころ。
午後４時から、通り町第１ビル～かねせん前の県道を歩行者天国に。旧ニシザワショッパーズ店舗前には飲食店のブースを設け、クラフトビールや手作りソーセージ、ネパールカレー、ぎょうざなどを販売する。飲食の提供は４年ぶり。
実行委員の雑貨店経営、平賀裕子さん（59）は「開始当初は空き店舗のシャッター前に飲食ブースを設けていたが、近年町内で開店する店が相次ぎスペースが少なくなった。商店街としてはとても喜ばしい。こうしたイベントで街が活性化し、価値が上がったとしたらうれしい」と話している。
イベントと歩行者天国は午後８時まで。問い合わせはワイルドツリー・平賀さん（電話０２６５・９６・０４３８）へ。
