諏訪湖一望し乾杯 ホテル紅やでビアガーデン

開放感を楽しみ、乾杯する来店客
諏訪市湖岸通り2のホテル紅やは23日、屋上ビアガーデンをオープンした。市民の要望に応えて例年より約2週間早く開幕、愛飲家が早速繰り出して諏訪湖一望の開放感を楽しみながら冷えたビールに喉を鳴らした。
ここ数年、台風や新型コロナの感染拡大の影響に泣かされてきたが、今季は入り口のバリアフリー化や床材の張り替え、料理の質充実などサービスを高めて心機一転。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴って「これまで宴会を控えていた企業、団体からの予約も入っている。すでに満席の日もあって滑り出しは上々」(同ホテル)という。
来店客はジョッキを掲げて乾杯。一気に飲み干して「うまい!」と歓声を上げた。会社員、久保田祥文さん(49)=辰野町=は「開放的で気持ちが良く、おいしさもひときわ」と舌鼓を打ち、仲間も「自粛が続いた酒宴をようやく楽しめる」「間仕切りのない食事は楽しい」と笑顔満面で杯を傾けていた。
今季の営業は8月26日まで。来月28日からは酒宴の最後に諏訪湖上の花火も楽しめる。