伊那まつり、新たな一歩 市民おどり2200人

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躍動感あふれる「市民おどり」。約2200人が通りを練り歩いた

伊那市の市民祭り第66回「伊那まつり」が5日、市内の中心市街地で開かれた。新型コロナウイルスの影響により4年ぶりの開催で、テーマは「『新たな一歩』~踏み出そう!それぞれの歩幅で~」。華となる「市民おどり」は老若男女約2200人が通りを練り歩き、活気あふれる祭りの姿を取り戻した。

前身の「勘太郎まつり」を含め1958年から続く伝統行事。コロナ禍で中止が続く中、市民主体の祭りとして再出発するべく準備を重ね、開催期間を1日としたほか、内容も見直した。

市消防団音楽隊の行進や通り町竜の舞保存会の披露、緑ケ丘敬愛、伊那緑ケ丘両幼稚園の鼓笛隊などによるオープニングパレードで開幕。開会式では「伊那市の歌」ダンスバージョンの披露もあった。

市民おどりが始まると、なじみの「Dancing on the road」などに合わせて各連が出発。それぞれこだわりの装いで登場し、仲間たちと練り歩いた。終了後には花火が打ち上がり、夏の夜を彩った。

一帯では多種多様な出店が並ぶ「おまつり広場」が展開。高校生によるフェースペイントをはじめ小中学生も出店し、祭りを盛り上げた。

原安司実行委員長は4年ぶりの再開を喜び「皆さんの笑顔を見て伊那市はまだまだ活気付いて発展してくれると思う。変えていくべきものをしっかり振り返り、新たな伊那市の祭りをつくり上げてほしい」と期待していた。

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