南ア3山「御山印」作成 伊那市観光協会

伊那市観光協会が作成し販売を始めた市内日本百名山の「御山印」
「山の日」の11日に合わせて伊那市観光協会は、同市にそびえる「日本百名山」の南アルプス3山の「御山印」を新たに作り、10日から販売を始めた。コロナ禍で登山が人気となる中、登頂記念などで手元に残る証しがあればと作製。南ア登山口へのバス乗り場近くの宿泊施設・仙流荘(同市長谷)と市高遠町観光案内所で販売している。
御山印は仙丈ケ岳(3033メートル)、塩見岳(3052メートル)、駒ケ岳(2967メートル)の3種類。写真家でもある伊那市観光課の清水俊一郎課長が撮った山岳写真を使い、中央に山の名前を記した。駒ケ岳は百名山の通称名「甲斐駒ケ岳」の他に、上伊那地方で使われる呼び名「東駒ケ岳」とも記載した。
定着してくれば他の山にも広げ、山小屋にも置く構想がある。同協会は「さまざまな地域で御山印が出始めて人気。登山と一緒に御山印も手に取って楽しんでいただけたら」と呼び掛けている。はがき大で縦15センチ、横10センチ。1枚税込み300円。