4年ぶり病院祭 こころの医療センター駒ケ根

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多くの家族連れが来場し病院との距離をより縮めた「ここ駒祭」

県立こころの医療センター駒ケ根(駒ケ根市)の病院祭「ここ駒祭」(同実行委員会主催)が1日、同センターを会場に開かれた。「きて、みて、発見、ここ駒祭」をテーマに、ゲームや体験、物販など各種のコーナーや公開講座が設けられ、多くの家族連れでにぎわった。

病院の存在を、広く地域に広める機会として毎年開催している。コロナ禍により2019年以来4年ぶりの通常開催で今回が12回目。

祭りは、駒ケ根太鼓子供連の演奏で開幕。病院施設内外には、各作業所単位による物品の販売やボードゲーム、革細工などの体験コーナー、スーパーボールすくいなど祭りにはなじみのお楽しみコーナーが軒を連ね、どこも来訪者らの列ができる人気ぶりを見せていた。

また、同センターの原田謙副院長による講演「子どものうつ」も開かれ、多くの人が耳を傾けた。

実行委員の水上智志さんは「昨今は子どもの診療も増えている。イベントを通じ、この地域にも他の病気と同様に気軽に来て治療ができる病院があることを実感し、安心してもらえれば」と話していた。

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