夕暮れの伊那市街で「秋の呑みあるき」

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夕暮れの中心市街地で行われた「秋の呑みあるき」(いなっせ北側広場)

伊那市の中心市街地で13日夕、伊那谷の酒と味が楽しめる飲み比べイベント「信州伊那街道 秋の呑みあるき」が行われた。大勢の”呑兵衛”たちが夕暮れの街に集まり、さまざまな特色をもつ地酒を心ゆくまで味わった。

商店街活性化を目的に2008年に始まり、初夏と秋の年2回開催してきた恒例のイベント。コロナ禍で一時中断したが、今年6月の「初夏の呑みあるき」で4年ぶりに再開した。

この日は日本酒やワイン、地ビール、シードルなど伊那谷にある酒造会社12社と、市内飲食店の屋台12店が出店。セントラルパークといなっせ北側広場の2会場でさまざまな酒やつまみを提供した。参加者は各酒造会社のブースを回り、試飲グラスになみなみとついでもらった好みの酒をそれぞれのペースで味わった。夕暮れの肌寒さもあって、かん酒も人気。顔を赤く染めながら、仲間や友人らと宵の宴を楽しんでいた。

職場仲間と訪れた伊那市美篶のパート春日理恵さん(49)は「コロナ前に1回来たが、盛り上がりはその時と変わらない。普段は飲まないけど、こうやって皆で集まると楽しくて飲んじゃいます」と笑顔を見せていた。

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