「発酵バレーNAGANO」業界連携で発信へ

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発酵バレーNAGANOのキックオフイベントで行われたパネルディスカッション

県内の発酵食品に関わる団体・企業による「発酵・長寿県」ブランドの推進組織「発酵バレーNAGANO」は24日、キックオフイベントを長野市のホテルメトロポリタン長野で始めた。2日間の日程で、初日は講演とパネルディスカッションを行い、ブランドの発信や海外での市場開拓、製品開発、研究開発拠点形成などで業界が連携して、県の強みを生かした食と健康の取り組みを展開する構想を語り合った。

参加しているのは県味噌工業協同組合連合会、県酒造組合、県ワイン協会、県醤油工業協同組合連合会、県漬物協同組合、県納豆組合、飯島町に工場がある食酢醸造の内堀醸造(岐阜県)、チーズ製造・販売のアトリエ・ド・フロマージュ(東御市)。

発起人代表の青木時男県味噌工業協同組合連合会理事長は「業界の壁を打ち破り、伝統に裏打ちされた知識や技術を融合することで発酵技術の力を最大限引き出すことになれば」と意気込んだ。

イベントを共催した県の関昇一郎副知事は「長野県の自然文化、生活文化の象徴が発酵食品。技術開発や食品開発で、県の発酵文化が広がるようどんどん取り組んでいきたい」と述べた。

パネルディスカッションでは県酒造組合の宮坂直孝会長が「酒とおいしい食べ物は不可分。世界的にブランドが確立している所には上質な食べ物がある」と発酵分野の各業界が連携する重要性を指摘した。

県味噌工業組合連合会の吉川茂利信州味噌研究所長も「みその輸出量は右肩上がりで伸びているが、みそだけで進出しても厳しい。日本酒やワイン、料理との合わせ技で味わっていただける仕組みづくりが必要」と同意。発酵食品の効能についても各業界で蓄積した実績を持ち寄って紹介していく構想を語った。

25日も同じ会場で参加団体・企業による製品の展示即売会やチーズボール作り体験、みそ玉作り体験、みそとしょうゆの食べ比べ、関係者のトークセッションなどを計画している。

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