今季一番の寒さ、諏訪湖に薄氷 御神渡り期待

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氷の厚さを確認する八剱神社の宮坂清宮司と総代ら

放射冷却が強まった9日、県内は寒い朝を迎えた。長野地方気象台によると、諏訪の最低気温は氷点下7.9度で今冬最低となった。御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は同日朝、定点観測場所の舟渡川河口左岸(同市豊田)で、今季の観察中初となる薄氷の出現を確認。宮坂清宮司は計測の際「いよいよ始まるぞ」とつぶやき、湖の全面結氷に強い期待を寄せた。

同神社による観測では、同日午前6時30分の気温は氷点下8.5度、水温は3.6度でいずれも今季の最低を記録した。氷の厚さは0.5~0.8ミリ。薄く透き通った、楕円(だえん)形の薄氷が川の流れで湖の中央へと流される、現地の人たちから「セミの羽」と親しまれる現象も見られ、氏子総代や見物客らが「結氷する予兆かもしれないね」などと話しながら、興味深く眺めていた。

宮坂宮司は「約20分の観察の最中にも氷がだんだんと広がっていくのが分かった。自然の力は不思議だ」とし、「週末も冷える予報なので、氷の変化が今から楽しみ」と顔をほころばせた。

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