伊那発新お土産 県産材と鹿革でキーホルダー

LINEで送る
Pocket

「生命のツブヤキ」シリーズをPRするプロジェクトの関係者

伊那市内の製造業や観光、福祉事業者などが連携して進める「製造業ご当地お土産プロジェクト」の一環として、県産の木材と鹿革を材料にしたキーホルダー「生命(いのち)のツブヤキ」シリーズが完成し、22日から販売を始めた。自然環境の課題をテーマに動植物のキャラクターたちがそれぞれの思いをつぶやくユニークなデザインのキーホルダーで、手始めにライチョウ、オコジョ、カモシカの3種類を製品化。伊那発の新たな観光PRグッズとして県内外で展開していく。

同プロジェクトは地元の企業が連携し、企画から製造まで全てを地域内で手掛ける「完全地産」によって新たなビジネスの創造と地域産業の活性化を目指す活動。市内外の15企業・団体が関わり、これまでに回すと花が咲く「サクラコマ」や同市のイメージキャラクター「イーナちゃん」のプラスチックモデル「とことこイーナちゃん」、高重心バランスコマ「タオレネード」など6製品を商品化している。

初期シリーズとして販売を始めた3種類のキーホルダー

同キーホルダーは森林の間伐時や木材製品の製造時に出る地元木材の端材などを材料にした木工製品で、ストラップ部分には県産の鹿皮を加工したひもを使用。企画、デザインを手掛けたスワニー(同市)がレーザー加工機でイラストや文字を焼き付けている。木材は都築木材(同市)、鹿革はNPO法人やればできる(南箕輪村)が調達して加工。市社会福祉協議会とも連携し、障がい者が製品の組み立てや梱包に携わる。

初期シリーズは登山をテーマにした3種類。インパクトのあるセリフで自然課題を意識してもらう狙いがあり、ライチョウは「あのさぁ…おれらみせもんじゃねぇんだわ」、オコジョは「そのカッコで山入んの?ないわー」と冷めた表情でつぶやいている。

プロジェクトリーダーを務めるスワニーの橋爪良博社長(48)は「かわいいだけでなく、いろんな問題を提起できる製品」と紹介。釣りやキャンプをテーマにした製品も計画しており、さまざまな意見を聞きながらバリエーションを増やしていく方針だ。

価格は税込み1100円。スワニーのオンラインショップで取り扱いを始め、今後、県内の山小屋や道の駅、土産店などでも販売していく。

おすすめ情報

PAGE TOP